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    こだわり

    わたしたち、壱岐水産のこと。

    壱岐島の豊かな海が育む海の幸。地元の海女や潜水士が採る、壱岐自慢の天然紫うに。

    鮮やかなクチナシ色が美しく繊細な身をしていてとろっととろける食感と、後を引くあまい濃厚なあじわいです。

    「壱岐水産」は、島のおいしいうにを多くの人に届けようと、昭和30年に長崎県壱岐の漁師町で創業しました。ウニの美味しさをそのまま食べていただけるよう、冷蔵庫がない時代に生まれた保存方法が、うにの加工のはじまり。手間ひまかけたコク深い味わいは、保冷技術のある今でも愛されています。技術を受け継ぎ、また、時代にあわせて少しずつ変化させてきました。

    手仕事のうに加工

    ​壱岐水産のうにの加工は、すべて手作業。うにの美味しさを引き出し、ていねいな作業をかさね商品となります。

    厳選した新鮮なうには、水切りと選別をおこないその日のうちに塩加工をします。この工程では余分な水分を抜き、うにそのものの甘みが引き立ちます。塩加減は、それぞれの商品によって違いますが、作り手の感覚で更なる微調整を行います。たとえば、うにの産卵期までの期間や、取った日の天候、潮の満ちひきの具合など。

    「粒うに」の場合は、このあと必要最小限のアルコールを加え、寝かせます。そうして生うにとは一味ちがう、芳醇な香りとコクがうまれます。

    壱岐島のうに漁

    ​壱岐水産のムラサキウニは、壱岐島でとれる天然もの。玄界灘の荒波がおしよせる、豊かな磯(岩場の多い海岸)で育つ壱岐のうには、小粒ながら濃厚なあまさと旨みが特徴です。漁期は、うにが産卵直前となる4月下旬からわずか2ヶ月ほど。まだ水温が上がらない、春先からはじまります。

    海女、潜水士が採ったうには、漁が終わるとすぐに身を取り出します。ひとつひとつ手作業でうにを割り、長細いスプーンで身を掻き出します。その後、きれいな海水で洗いながらお箸で不純物を取り除くと、ここではじめて普段目にするうにの身の状態になるのです。

    「ひと手間の技術」を未来へ。

    壱岐水産は、うにと向き合って60年が経ちました。壱岐産のうにを始め、確かな品質のうにだけを厳選しています。そして、壱岐のうにのおいしさはもちろんのこと、うに加工の「ひと手間の技術」をしっかりと未来に残していきたい。

    そして、壱岐島から海の幸の「おいしい!」を食卓に届けたい。これからもそんな想いで、おいしいうにと、壱岐の産物と向き合っていきます。